Feb 11, 2011

バリ風の一軒家に泊まる会員制リゾート

大阪市北区に本社がある会員制リゾートの運営会社は、国内の様々な会員の宿泊施設を所有しています。同社の会員制リゾートは、建物の種類も別荘やマンションなどのお好きなタイプから自由に選択できる専用のレストランも利用できます。また、ヴィラと呼ばれる小さな戸建住宅も多数あります中にはバリの建物を意識したエキゾチックな宿泊施設も用意されています。
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 歌舞伎の世界で襲名は、単に名前を引き継ぐことにとどまらない。家名とその名跡を名乗った先人の芸風、歴史も継承すると内外に約束することで、自身も観客も芸の飛躍を期待する。だから襲名披露興行では「家の芸」を披露し、「口上」では幹部俳優が改まった裃(かみしも)姿で並び、襲名する俳優への激励と観客への挨拶(あいさつ)を行う。

 今月の新橋演舞場(東京・東銀座)は、その特別な晴れの公演。初代中村吉右衛門(きちえもん)(1886〜1954年)をしのび、その俳名を冠した秀山祭(しゅうざんさい)大歌舞伎で、中村歌昇(かしょう)改め三代目中村又五郎(55)と、中村種太郎(たねたろう)改め四代目中村歌昇(22)が、親子同時襲名を果たす。

 「尊敬する人の名を継ぐことに責任を感じます。先代又五郎のおじ様が大事に育てたお名前を襲名させていただくからには、播磨屋(はりまや)(吉右衛門、又五郎の屋号)の一員としてますます芸道に精進したい」

 安定感ある芝居と踊りのうまさで定評のある又五郎は、幼い頃から人間国宝だった先代又五郎(1914〜2009年)の薫陶を受けた一人。初代吉右衛門の芸を熟知する先代に厳しく稽古をしてもらった後、酒を酌み交わしながら芝居について、さまざまな話を聞いた経験が財産になっている。先代の三回忌に当たる今年、襲名話が持ち上がり長男の種太郎が「歌昇」を継ぐことになった。

 若手の中でも誠実な演技で目を引く歌昇は「お芝居に関係すること、すべてが楽しい。(歌昇の名は)父のイメージが強いと思うので、早く払拭できるよう頑張りたい」と意気込む。

 今月、又五郎は昼の部が「寺子屋」の武部源蔵、夜の部は「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」の豊臣秀頼を初役で。「車引(くるまびき)」では梅王丸を演じるが、吉右衛門(67)の松王丸、歌昇の杉王丸、中村歌六(かろく)(60)の藤原時平(しへい)と播磨屋一門が勢ぞろいし、桜丸で坂田藤十郎(79)が祝福する華やかな舞台だ。「梅王丸は荒事の基本ですからしっかりやりたい」。5人がかりで着る重い衣装での飛び六方や元禄見得など、錦絵が動くような一幕。

 「親子で一生懸命勤めます。播磨屋の芸を継承しながら自分らしさを出したい」と表情を引き締めるが、30年慣れ親しんだ名前に「歌昇さん、と呼ばれたら倅(せがれ)と一緒に振り向いてしまいそう」とほほ笑んだ。襲名披露興行は全国で来年7月まで。(飯塚友子)

 ■歌舞伎の生き字引だった先代

 二代目中村又五郎(1914〜2009年)は初代又五郎(1885〜1920年)の長男。子役時代から名優として知られた初代中村吉右衛門(きちえもん)に学び、90歳を過ぎても初代ら戦前の名優の芸、豊富な芝居の知識を後輩に伝え続けた歌舞伎界の生き字引的存在だった。

 時代物、世話物、立役、女方を問わず、滋味に富んだ脇役や老け役で舞台を引き締め、代表的な役に「熊谷陣屋(くまがいじんや)」の弥陀六(みだろく)、「逆櫓(さかろ)」の権四郎(ごんしろう)などがある。

 昭和45年の国立劇場の歌舞伎俳優養成事業開始以来、主任講師として30年以上指導に当たった。現在、歌舞伎俳優の3割が同研修所の出身で、歌舞伎の舞台を支えている。

【プロフィル】中村又五郎(なかむら・またごろう)昭和31年、東京生まれ。39年、中村光輝(みつてる)の名で初舞台を踏み、NHK大河ドラマに出演するなど天才子役と評判になる。56年、三代目中村歌昇襲名。「引窓(ひきまど)」の濡髪長五郎(ぬれがみちょうごろう)や「石切梶原(いしきりかじわら)」の俣野五郎(またののごろう)など、立役として幅広い役を演じる

【プロフィル】中村歌昇(なかむら・かしょう)平成元年、東京生まれ。6年、四代目中村種太郎を名乗り初舞台。子役時代から「寺子屋」の菅秀才(かんしゅうさい)、「盛綱陣屋」の小四郎など数多くの役を演じる。最近は「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」の土佐修理之助(しゅりのすけ)など若手立役として着実に経験を重ねている。

【ガイド】三代目中村又五郎、四代目中村歌昇(かしょう)の襲名披露となる「秀山祭(しゅうざんさい)九月大歌舞伎」は25日まで、東京・東銀座の新橋演舞場で上演。演目は昼の部が「舌出三番叟(しただしさんばそう)」「新口村(にのくちむら)」「寺子屋」「勢獅子(きおいじし)」、夜の部が「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」「口上」「車引(くるまびき)」「石川五右衛門」。問い合わせはチケットホン松竹(電)0570・000・489。1等A席1万5000円〜3階B席3000円。

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